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屋根カバー工法の費用相場は?本巣市で屋根カバー工法の実例も紹介
2025年05月16日(金)
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
本巣市の外壁塗装・屋根塗装専門店 プロタイムズ揖斐大垣店(株式会社サンハウス)です。
「屋根カバー工法が気になっているけれど、費用はいくらかかるの?」
「自分の家に合っているのか不安…」
近年、「屋根カバー工法」と呼ばれる屋根の修理方法が注目を集めています。
特に、本巣市のように冬の積雪や夏の湿気が厳しい地域では、屋根の劣化が進みやすく、既存の屋根を活かしつつ遮熱性や耐久性を高められるカバー工法は非常に有効な対策となります。
この記事では、屋根カバー工法の気になる費用相場や、価格が変動するポイントを詳しく解説。さらに、カバー工法の特徴やメリット・デメリットについても分かりやすくお伝えします。
1. 屋根カバー工法の費用相場と価格が変動するポイント
屋根カバー工法の費用は、1㎡あたり約5,000円〜12,000円が目安となります。一般的な延床面積30坪(約100㎡)の戸建て住宅であれば、約50万円〜120万円前後が相場となることが多いです。
ただし、これはあくまで目安の金額であり、実際の費用は、これからご説明する様々な要因によって大きく変動します。正確な費用を知るためには、専門業者による現地調査と見積もりが不可欠です。
費用が変動する3つの主なポイント
屋根カバー工法の費用は、以下の3つの主なポイントによって大きく左右されます。
屋根の形状・面積・勾配の違い
屋根の形状が複雑であったり、施工面積が広かったりする場合、使用する材料の量や施工の手間が増えるため、費用が高くなる傾向があります。
また、急勾配の屋根は、作業の安全性確保のために特別な足場が必要になるなど、施工に必要な安全対策や足場が増えるため、結果的にコストが上がります。
既存屋根や下地の状態
既存の屋根材の種類や劣化の程度、下地の状態も費用に影響を与えます。既存屋根の劣化がひどい場合や、下地の補修が必要な場合は、追加の費用が発生することがあります。
カバー工法は既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる工法です。
しかし、下地の状態が悪いと、将来的なトラブルの原因となるため、既存屋根を撤去して新しい屋根を施工する「葺き替え工事」を選択しなければなりません。その場合、カバー工法よりも高額な費用がかかります。
使用する屋根材の種類とグレード
カバー工法で使用する屋根材には、様々な種類とグレードがあります。
金属屋根、スレート屋根、アスファルトシングルなどがあり、それぞれ耐久性、断熱性、意匠性、そして価格が異なります。高性能な屋根材や、デザイン性の高い屋根材を選ぶと、材料費が高くなる傾向があります。
費用を抑えるための4つのコツ
屋根カバー工法は、既存の屋根を撤去する葺き替え工事と比較して、費用を抑えながら屋根を新しくできる賢い選択肢です。
さらに、以下のポイントを意識することで、必要以上の出費を避け、より満足のいくリフォームを実現できます。
屋根材は価格と性能のバランスで選ぶ
高機能な屋根材は魅力的ですが、もしかしたらご自宅ではオーバースペックである可能性もあります。予算と、屋根に求められる耐用年数や性能(遮熱性、断熱性、耐久性など)のバランスを検討し、「耐用年数や予算、機能のバランスに見合った屋根材」を選ぶことが大切です。
地域密着型の施工会社に依頼する
地域密着型の施工会社は、地域の気候や風土を熟知しており、適切な材料選びや施工方法を提案してくれます。また、アフターフォローも丁寧対応してくれるため、安心して工事を任せることができます。
当店で提供している屋根カバー工法のプランもご確認ください。
火災保険の活用
台風や強風などの自然災害によって屋根が被害を受けた場合、火災保険で修理費用が賄える可能性があります。まずはご加入の保険内容を確認し、適用されるかどうかを施工会社に相談してみましょう。
当店では、火災保険の申請サポートも行なっておりますので、お気軽にご相談ください。
補助金制度を活用
本巣市や国によっては、屋根の断熱改修や省エネ改修に対して補助金制度が設けられている場合があります。これらの制度を活用することで、費用を抑えることができる可能性があります。
ちなみに、本巣市なら「住宅リフォーム助成事業」が活用できます。これは、20万円以上の改修工事を行なう本巣市在住の方に、最大で10万円を補助してくれる事業です。
まだ今年度のお知らせは出ていないため、令和7年度も行なわれるかは分かりませんが、利用したい方は本巣市に詳細を聞いてみましょう。
当店は補助金の申請実績も豊富にございますので、お気軽にお問い合わせください。
こちらの記事もあわせてご覧ください。
2. 屋根カバー工法とは?
屋根カバー工法は、現在お住まいの屋根を剥がすことなく、その上から新しい屋根材を重ねて葺くリフォーム方法です。「重ね葺き」とも呼ばれています。
既存の屋根材の撤去作業が不要なため、工期を大幅に短縮でき、撤去に伴う廃材の量も抑えられるのが大きな特徴です。
詳細はこちらをご参照ください!
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3. 屋根カバー工法で使われる主な屋根材
カバー工法では、既存の屋根に負担をかけないよう、基本的に軽量で耐久性の高い屋根材が選ばれます。
ここでは、代表的な屋根材の種類と特徴について解説します。
ガルバリウム鋼板、SGL鋼板、アスファルトシングルは、その軽量性、耐久性、コストパフォーマンスから、カバー工法でよく選ばれます。
4. 屋根カバー工法のメリット・デメリット
屋根カバー工法は、その施工方法ならではのメリットと、注意しておきたいデメリットがあります。
メリット
まずは、屋根カバー工法のメリットをご紹介します。
- ・
工期が短く、生活に支障が出にくい - ・
撤去作業がない分、費用が抑えられる - ・
二重構造になるため、断熱・遮音効果が期待できる - ・
見た目が新築のようになる - ・
防水性が向上する
カバー工法にはさまざまなメリットがありますが、特に注目すべきは、工事期間が比較的短く、その間も普段の生活への影響を抑えられることです。既存の屋根を撤去する手間がないため、工期が短縮され、騒音や粉塵の発生も少なく済みます。
また、撤去作業が不要な分、解体費用や廃材の処分費用がかからず、結果的にリフォーム費用を抑えることができます。
さらに、新しい屋根材と既存の屋根材が二重になることで、断熱性能や遮音性能の向上が期待できます。夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるようになり、騒音も軽減されます。
そして、新しい屋根材で覆われるため、住まいの外観が見違えるように新しくなり、美観が向上します。加えて、新しい屋根材が既存の屋根を覆うことで、防水性が高まり、雨漏りのリスクを軽減することができます。
デメリット
次にデメリットには以下のようなものがあります。
- ・
下地が劣化している場合は施工不可 - ・
屋根が重くなるため、建物の耐震性を確認する必要あり - ・
元の屋根の形状によっては対応できないケースも - ・
将来的なメンテナンスで手間や費用がかかる可能性
既存の屋根の下地が大きく劣化している場合、そのままカバー工法を行なうことはできません。事前に下地の補修が必要になるか、場合によっては葺き替え工事を選択する必要が出てきます。
また、新しい屋根材を重ねることで屋根全体の重量が増加するため、建物の構造によっては耐震性に影響を与える可能性があります。
そのため、事前に専門業者による耐震性の確認が重要です。さらに、既存の屋根の形状が複雑であったり、勾配が緩すぎたりする場合には、カバー工法が適さないことがあります。
加えて、二重構造になることで、将来的に内部の状況が把握しにくくなり、雨漏りなどのトラブル発生時に原因の特定や修理に手間や費用がかかる可能性も考慮しておく必要があります。
こんな方におすすめ
屋根カバー工法は、以下のような方におすすめです。
- ・
築20年以上で、屋根の見た目や耐久性が気になってきた - ・
費用は抑えたいが、見た目にもこだわりたい - ・
雨漏りが起きる前に、安心してリフォームしておきたい - ・
断熱性や遮音性を向上させたい
カバー工法は、築20年以上が経過し、屋根の見た目の劣化や耐久性に不安を感じ始めた方におすすめです。また、リフォーム費用を抑えつつ、住まいの外観を新しくしたいという方にも適しています。
雨漏りが発生する前に、安心して屋根のリフォームを行なっておきたいと考えている方にも有効な選択肢となります。さらに、現在の住まいの断熱性や遮音性に不満があり、リフォームと同時にこれらの性能を向上させたい方にもメリットがあります。
5. 本巣市での屋根カバー工法の実例を紹介
ここからは、本巣市で実際に屋根カバー工法を行なったお家をご紹介します。
こちらのお家は、屋根・外壁の劣化や汚れが気になっていたことから一新させたい思い、当店へお問い合わせいただきました。
屋根・外壁の劣化状態を診断し、屋根はカバー工法、外壁は塗装と一部カバー工法をご提案しました。
今回カバー工法で採用した屋根材は、株式会社オークマのC/guard(シーガード)カバー。
既存屋根の棟板金を外し、棟から屋根材を施工して行なっています。屋根カバー工法が完工した日は青空でしたが、青空にも映える美しいグレーの屋根に生まれ変わっていますね。
外壁パネルの重ね貼り(カバー工法)や塗装工事の様子など、他にも詳細が知りたい方は、以下をご覧ください!
6. 他の屋根リフォーム工法との違いもチェック
屋根のメンテナンスやリフォームには、カバー工法の他にもいくつかの方法があります。それぞれの特徴や費用感などを比較することで、ご自宅の屋根の状態やご希望に合った最適な工法を見つけることができます。
ここでは、カバー工法に加えて、代表的なリフォーム工法である葺き替えと屋根塗装について、一覧で比較してみましょう。
屋根の状態によって、最適なリフォーム工法は異なります。
どの工法がご自宅に合っているか迷った場合は、専門家による無料点検を受けるのがおすすめです。プロが現地を確認し、屋根の状態を正確に診断した上で、最適なプランをご提案いたします。
→以下のサイトもご覧ください。
7. 本巣市の雨漏り修理はプロタイムズ揖斐大垣店(株式会社サンハウス)におまかせ
本巣市で屋根のトラブルにお悩みですか?
この記事では、屋根カバー工法をはじめとする屋根リフォームについて解説しました。
カバー工法は、既存の屋根を活かしつつ、短期間かつ比較的低コストで屋根を美しく、そして機能的に再生できる魅力的な選択肢です。もちろん、屋根の状態によっては葺き替えや屋根塗装といった他の工法が適している場合もあります。
もし、ご自宅の屋根の最適なリフォーム方法について迷われているようでしたら、プロの診断を受けてみるのが安心です。
プロタイムズ揖斐大垣店(株式会社サンハウス)では、お客様の屋根の状態を丁寧に診断し、最適なプランをご提案いたします。雨漏りでお困りの方はもちろん、屋根のメンテナンスをご検討中の方も、ぜひお気軽にご相談ください。
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