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雨の多い揖斐でも安心!【雨漏り修理の方法・費用・対策】を徹底解説
2025年06月06日(金)
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
岐阜県揖斐郡池田町の外壁塗装・屋根塗装専門店 プロタイムズ揖斐大垣店/株式会社サンハウスです。
「2階の天井にうっすらとシミが…もしかして雨漏り?」
そんな不安を感じたことはありませんか。
揖斐は年間を通して降水量が多く、梅雨や台風の時期には特に雨漏りのリスクが高まります。小さなシミも放置すれば、建物内部の腐食やカビの発生につながる可能性があり、早めの対策が肝心です。
この記事では、揖斐に住む方に向けて、雨漏りの主な原因から、屋根や外壁など部位別の詳しい修理方法、気になる費用相場、そして揖斐の気象事情に合わせた予防策を解説します。
1. 雨漏りの主な原因と揖斐の気候が与える影響
雨漏りの効果的な修理・予防をするためにも、雨漏りが発生する原因と、揖斐特有の気候の特徴を知ることが重要です。
ここでは、屋根、外壁、バルコニー(ベランダ)における雨漏りの主な原因と、揖斐の気候が与える影響について解説します。
雨漏りの主な原因
雨漏りの主な原因として考えられるのは、以下の3つです。
・経年劣化
・自然災害
・施工不良
まず考えられる原因は、「経年劣化」です。建材は時間の経過とともに自然に劣化します。屋根材も脆くなり、シーリング材はひび割れて弾力性を失い、塗膜は摩耗して水が浸入する経路ができてしまい、雨漏りへとつながります。
地震、強風、大雪などの「自然災害」も、雨漏りを発生させる原因の一つです。屋根材が直接損傷したり、外壁にひびが入ったり、バルコニー(ベランダ)の防水層の役割が十分に果たせなくなっている可能性があります。
さらに、新築時や以前のメンテナンス工事の際に「施工不良」があった場合も、雨漏りを発生する原因となります。屋根、外壁、防水材が適切に設置されていなかったために、建物の外壁に水の浸入経路が形成される可能性があるのです。
雨漏りの原因箇所
雨漏りが発生する原因として、考えられる主な箇所は以下の3つです。
・屋根の損傷と瓦のずれ
・外壁のひび割れとシーリングの劣化
・バルコニー(ベランダ)の防水層の劣化と排水不良
ひび割れたり壊れたりした屋根瓦や、風や経年劣化によりずれた瓦があると、下地材が直接雨にさらされる可能性があります。
また、外壁材自体のひび割れや、窓・ドアなどの開口部まわりのシーリングの劣化により、壁の内部に水が浸入する可能性もあります。
さらに、バルコニー(ベランダ)の防水層は時間の経過とともにひび割れたり摩耗したりすることがあります。排水が不十分となることで水が溜まり、最終的に建物内に浸入する可能性も高いです。
どこから雨漏りが発生しているか、原因を突き止めなければ適切な修理はできません。
揖斐の気候と雨漏りリスク
揖斐の気象条件は、雨漏りのリスクに大きく影響します。
なぜなら、揖斐では年間を通して降雨量が非常に多く、激しい豪雨が続く時期もあるためです。ちょっとしたひび割れなどでも、雨水が浸入して雨漏りになる可能性が高くなります。
また、冬には雪がよく降る地域でもあります。大雪の重みで屋根が圧迫され、屋根材が損傷したり部材がずれたりすることがあります。さらに、雪の水分が染み込んで膨張した屋根材は、日が当たる時間帯になると急激に乾燥します。この急激な膨張と収縮の繰り返しにより、ひび割れが生じ、次第にひび割れが広がってしまうことも。損傷した隙間から雨水が浸入し、雨漏りへとつながります。
さらに、揖斐は山岳地帯です。山岳地帯特有の強風が屋根材に影響を及ぼすケースもあります。揖斐の独特な地形は、強風や突風を発生させることがあります。この強風により、屋根瓦や雨押さえが吹き飛んだり損傷したりして、雨漏りに繋がることがあるのです。
雨漏りの初期症状
雨漏りを早期発見することで、被害の規模と修理費用を大幅に軽減できます。雨漏りの初期症状を見極め、早めに修理会社に相談しましょう。
・天井や壁にシミがある
・カビ臭い・室内の湿度が高い
・壁紙に気泡ができたり剥がれたりしている
天井や壁にシミができている場合は、すぐに雨漏りを疑いましょう。
また、室内がカビ臭かったり、室内の湿度が原因不明で増加したりする場合も、家に不具合が生じている可能性があります。
他にも、壁紙に気泡が発生したり、剥がれたり、壁面から外れたりしているのを見逃してはいけません。これらの現象も室内で雨漏りが発生している可能性が高いからです。
症状が見つかったら一度、建物診断をするといいでしょう。
当店ではドローンを使った屋根の点検も行なっています。
ぜひご相談ください。
参考リンク プロタイムズ揖斐大垣店|お家の健康診断 参考リンク プロタイムズ揖斐大垣店|ドローン診断
雨漏りを放置するリスク
雨漏りを放置すると、室内の快適性が損なわれるだけでなく、さまざまなリスクが伴います。
まず、雨漏りで水分を含んだ木材は、シロアリの大好物です。シロアリが繁殖し、建物の木材を食べて、耐久性を下げてしまう可能性があります。また、住宅の骨組みの構造的完全性が弱まり、地震に耐える能力が低下する可能性も高いです。
さらに、雨漏りによって湿気が溜まった状態が続くと、腐食や材料の劣化を引き起こし、最終的には建物全体の寿命が短くなります。
2. 雨漏り修理にはどんな方法がある? 部位別・工法別の徹底解説
雨漏りの修理方法は、雨漏りが発生した部位によって異なります。
ここでは、屋根・外壁・バルコニー(ベランダ)それぞれで雨漏りが発生した場合の修理方法を解説していきます。
屋根の修理方法
まずは、屋根の修理方法を紹介します。
瓦の交換またはずれの修正
瓦葺き屋根の場合、ひび割れや破損した瓦を交換したり、ずれた瓦を調整したりすることで雨漏りを解消できます。部分的な損傷であれば、この方法は非常に有効です。
棟板金の修理または交換
屋根の頂点にある「棟板金」は風の影響を受けやすく、緩んだり損傷したりすることがあります。棟板金からの雨漏りを改修するためにも、緩んだ部分を修理したり、損傷した部分を交換したりすることが重要です。
カバー工法(重ね葺き)
既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ねて施工する方法です。
廃材がほとんど出ず、葺き替えよりもコストを抑えられます。
屋根が二重になるため、断熱性・遮音性が向上する効果もありますが、建物の構造や荷重制限によっては施工できない場合もあります。
葺き替え
屋根全体が古くなったり、広範囲に損傷したり、下地が損傷したりしている場合は、全面的な葺き替えが必要です。ただ、この方法は既存の屋根を撤去して下地を補修して、新しい屋根材を施工するという工程が必要なため、修繕費用が高額になりやすいです。
外壁の修理方法
続いて、外壁の修理方法を見ていきましょう。
クラック補修材の注入
外壁の小さなクラック(ひび割れ)は、クラック補修材を注入することで効果的に補修できます。壁の内部への雨水の浸入を効率よく予防することが可能です。
シーリングの打ち直し
窓やドアなどの開口部のシーリングは経年劣化により、ひび割れたり剥がれたりします。劣化したシーリングの隙間から水が浸入し雨漏りにつながります。修理する際は、古いシーリング材を除去し、新しいシーリング材を充填するのが一般的です。
外壁塗装による防水機能回復
外壁塗装では雨漏りそのものを解消することは難しい場合もあります。しかし、雨漏りを予防する方法としては非常に効果的です。塗装することで新しい塗膜がつくられるので、外壁の防水性を高めることにつながります。
バルコニー(ベランダ)の修理方法
最後にバルコニー(ベランダ)の修理方法を紹介します。
ウレタン防水やFRP(繊維強化プラスチック)防水の再施工
バルコニー(ベランダ)では、ウレタン防水やFRP(繊維強化プラスチック)防水が使用されることがよくあります。ウレタン防水やFRP防水の劣化が進行した場合は、再施工が必要となることがあります。
排水口の清掃・排水経路の改善
バルコニー(ベランダ)の排水口が詰まると、水が溜まり、最終的には漏水につながる可能性があります。定期的な清掃と、必要に応じて排水システムを再設計することで、水たまりを防ぐことができます。
3. 雨漏り修理の流れと費用の目安
安心して修理を依頼するためにも、修理の流れと費用の目安を把握しておくことが大切です。
ここでは、雨漏り修理の一般的な流れと、部位別の費用相場について解説します。
また、賢く費用を抑える方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
修理の一般的な流れ
まずは雨漏りが発生した場合の一般的な流れを紹介します。
1.お問い合わせ・現地調査のお申し込み
まずは、お電話やメールなどで雨漏りの状況を修理会社に相談します。その後、専門のスタッフがお客様のお宅へ伺う現地調査の日程を調整します。
2.現地調査(原因究明)
専門のスタッフが現場を訪れ、雨漏りの状況を詳しく確認します。
まずは目視調査です。天井裏、壁、屋根、外壁、バルコニー(ベランダ)など、雨漏りの疑いがある箇所を丁寧に確認します。シミの広がり具合や建材の劣化状況などをチェックします。
次にお客様にヒアリングをします。雨漏りの状況(いつから、どんなときに、どの程度の量かなど)を詳しく聞き、最適な修理方法を考えます。
必要に応じて、以下の2つの調査を行なうケースもあります。
・赤外線サーモグラフィー調査
・散水調査
赤外線サーモグラフィー調査では、壁の内部や屋根裏など、目視では確認できない雨水の浸入箇所や湿気を含んでいる箇所を、温度差で可視化して特定します。
散水調査とは、雨漏りの原因箇所を特定するために、実際に水をかけて雨の状況を再現し、水の浸入経路を特定する調査のことです。
3.原因特定・修理方法のご提案・見積もり提示
調査結果にもとづいて、雨漏りの原因箇所と被害状況を詳しく説明します。その上で、最適な修理方法と、詳細な内訳が記載された見積もりを提示します。修理内容や費用について不明な点があれば、このときに納得いくまで質問するといいでしょう。
4.ご契約
提案内容と見積もりにお客様が納得したら契約になります。工事の日程や段取りなどを改めて確認します。契約前には、必ず隅々まで契約書の内容を確認し、不明点があれば質問して解決しておくことが重要です。
5.施工(修理工事)
経験豊富な職人が、提案内容に沿って丁寧に修理工事を行ないます。工事中は安全管理を徹底し、近隣住民の方々への配慮も欠かしません。
6.最終確認・お引き渡し
工事完了後、修理箇所がきちんと直っているか、お客様と一緒に最終確認を行ないます。問題がなければ引き渡しとなり、修理は完了です。
7.アフターフォロー・保証
工事完了後も、定期的な点検や万が一の再発に備えた保証制度を用意している会社を選ぶと安心です。
部位別の費用目安
雨漏り修理の費用は、雨漏りの原因箇所、被害の範囲、使用する材料、足場設置の有無などによって大きく変動します。
ここでは、あくまで一般的な目安として、部位別のトータル費用(調査診断費、修理施工費、足場代、諸経費などを含む)を紹介します。
費用の内訳について
雨漏り修理の費用には、主に以下のものが含まれます。
・調査診断費
・修理施工費
・足場代
・諸経費(廃材処理費、運搬費、現場管理費など)
修理費用の目安(部位別)
修理内容 | 費用相場 | |
屋根 | 瓦のズレ・割れ補修(一部) | 5万円前後/箇所 |
棟板金の交換・修理 | 交換工事費 約6,000円/m
材料費 約1,300円/m |
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谷樋の修理・交換 | 5,000円/m
部分修理 3万円〜 全体修理 10万円〜 嵩上げ・谷樋丸ごと交換 50万円〜 |
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カバー工法 | 100万~140万円程度 | |
葺き替え | 100万~300万円程度 | |
外壁 | ひび割れ補修(部分) | シール充填工法 約700円/m
Uカットシーリング充填工法 約4,900円/m |
シーリング打ち替え・打ち増し | 【打ち替え】
約900〜1,200円/m 既存コーキングの撤去費 約1万〜3万円
【増し打ち】 約500〜900円/m |
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塗装 | 約80万〜150万円(塗料によって異なる) | |
張り替え | 100万〜360万円
(施工する外壁材の種類によって異なる) |
|
カバー工法 | 200万円前後 | |
バルコニー・ベランダ | 防水層の部分補修 | 【表面補修のみ】
3,000〜6,000円/㎡ 【モルタル補修+トップコート仕上げ】 6,000〜1万円/㎡ 【下地補修+ウレタン・FRP防水】 10,000〜20,000円/㎡ |
排水口の清掃・修理 | 【軽微なつまり】
8,000〜1万5,000円 【排水溝・排水パイプの部品交換】 3,000〜1万円 【排水パイプの交換】 2万円〜 【トーラー使用の排水管掃除】 1万〜1万5,000円 |
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トップコート再塗装 | 約5万円(約20㎡の場合) | |
ウレタン防水・FRP防水などの全面再施工 | 【ウレタン防水】
4,000〜8,000円 【FRP防水】 3,000〜8,000円 【シート防水】 2,500〜8,000円 |
また、高所作業が伴う場合、別途足場費用も追加されます。足場の設置費用は約15万〜20万円かかるため、その点も覚えておきましょう。
なお、上記の費用はあくまで目安です。正確な費用は、必ず専門の会社による現地調査と見積もりで確認してください。複数の会社から見積もりを取り、内容を比較検討することも重要です。
費用を抑える方法
雨漏り修理は、いくつかの方法によって費用負担を軽減できる可能性があります。
火災保険の活用
台風や強風、大雪、雹(ひょう)などの自然災害によって雨漏りが発生した場合、火災保険が適用される可能性があります。
火災保険が適用されるためには、以下の3つを満たす必要があります。
・原因が自然災害であること(経年劣化は対象外)
・被害発生から3年以内であること
・免責金額を超えていること(自己負担額を上回っているか)
火災保険の申請は、書類作成や保険会社とのやり取りなど、専門的な知識が必要となる場合があります。
当店では、火災保険の申請サポートも行なっています。経験豊富なスタッフがお手伝いしますので、安心してご相談ください。
問い合わせはこちら
参考リンク プロタイムズ揖斐大垣店|火災保険
自治体の助成金・補助金制度の活用
自治体によっては、住宅リフォームに関する助成金や補助金制度を設けている場合があります。雨漏り修理が対象となるかは、制度の内容や条件によって異なりますが、確認してみる価値はあります。
利用できる制度があるかどうかの確認から申請書作成のお手伝いまで、トータルでサポートしますので、お気軽にお問い合わせください。
参考リンク プロタイムズ揖斐大垣店|お問い合わせ
揖斐エリアのリフォーム助成金・補助金情報はこちらもご覧ください。
関連記事 【2025年最新】揖斐でリフォームに助成金は使える? 自治体の補助金制度でお得にリフォームしよう!
早期発見・早期修理が大切!
雨漏りは、放置すればするほど被害が拡大し、修理費用も高額になる傾向があります。先述したように、構造材の腐食やシロアリ被害など、深刻な問題に発展する前に、初期症状の段階で対処することが最も効果的な費用抑制策と言えるでしょう。
相見積もりを取る
修理を依頼する際は、1社だけでなく複数の会社から見積もりを取り、内容や費用を比較検討することが重要です。ただし、安さだけで選ぶのではなく、提案内容の妥当性、実績、担当者の対応なども含めて総合的に判断しましょう。
4. 自分でできる応急処置とやってはいけないNG対応
突然の雨漏りに遭遇すると、誰でも慌ててしまうものです。
しかし、修理会社のスタッフが到着するまでの間に適切な応急処置を施すことで、被害の拡大を最小限に抑えることができます。
逆に、焦って間違った対応をしてしまうと、かえって悪化させたり、思わぬ事故につながったりする危険性もあります。
ここでは、雨漏りを発見した際に落ち着いて対処できるよう、ご自身でできる応急処置の方法と、絶対にやってはいけないNG対応について詳しく解説します。
まずは落ち着いて!自分でできる応急処置
雨漏りを発見したら、まずは深呼吸して落ち着きましょう。パニックにならず、次の手順で応急処置を行なってください。
雨水を受け止める
最も基本的な応急処置は、滴り落ちる雨水をキャッチする方法です。
【用意するもの】
バケツ、たらい、大きめのゴミ箱、レジャーシート、雑巾など
【方法】
1. 雨漏りしている箇所の真下に、水を受けるための容器を設置します。
2. 水が飛び散るのを防ぐため、容器の底に雑巾や新聞紙を敷いておくと効果的です。
3. 容器から水が溢れないよう、こまめに溜まった水を捨てるか、複数の容器を準備しておきましょう。
4. 床が濡れないように、容器の周囲にレジャーシートやビニールシートを敷いておくと、二次被害を防げます。
濡れやすい家財の移動
雨漏りによって大切な家財が濡れてしまうと、シミになったり、カビが発生したり、故障の原因になったりします。
【移動させるもの】
テレビやパソコンなどの電化製品、ソファや布団などの布製品、本や書類など、水に弱いもの。
【方法】
1. 雨漏り箇所やその周辺にある家財を、安全な場所に移動させます。
2. 大きな家具など、移動が難しい場合は、ビニールシートやゴミ袋などで覆い、濡れないように保護しましょう。
3. 特に電化製品は、漏電やショートの危険性があるため、コンセントを抜き、水がかからない場所に速やかに移動させてください。
ブルーシートや防水テープの活用
被害の拡大を防ぐために、ブルーシートや防水テープを使って一時的に雨水の浸入経路を塞ぐ方法もあります。ただし、これは安全が確保できる範囲で行なうようにしてください。
【用意するもの】
ブルーシート、防水テープ(粘着力の強いもの)、養生テープ、土嚢(あれば)など
【天井裏など屋内でできる場合】
・天井裏の雨漏り箇所(梁や柱など)に、雨水が広がらないようにブルーシートを敷き、雨水を集めてバケツに誘導する
・天井裏は足場が悪く、転落の危険性もあるため、不安な場合は専門業者に任せること
【外壁の低い位置やベランダなど、屋外で安全に作業できる場合】
・雨水の浸入口と思われる箇所(ひび割れなど)を、防水テープで一時的に塞ぐ
・ベランダの排水口が詰まっている場合は、ゴミを取り除き、水はけを良くする
・広範囲を覆う必要がある場合は、ブルーシートで該当箇所を覆い、風で飛ばされないように土嚢や重石で固定する
絶対にやらないで!危険なNG対応
良かれと思って行なった行動が、実は状況を悪化させたり、自分の身を危険に晒したりすることがあります。以下の行動は絶対に避けてください。
屋根に登る
これは最も危険な行為です。絶対にやめてください。
なぜなら、雨で濡れた屋根は非常に滑りやすく、転落事故のリスクが極めて高いからです。また、屋根材が劣化している場合、踏み抜いてしまい、さらに大きな事故につながる可能性もあります。万が一、屋根から転落した場合、命にかかわる重大な怪我を負う可能性があります。
雨漏りの原因調査や修理は、必ず専門の会社に依頼しましょう。
ホームセンターのコーキング材などで安易に補修する
「小さなひび割れくらいなら自分で…」と、ホームセンターで購入したコーキング材(シーリング材)で補修を試みる方がいますが、これもおすすめできません。
その理由として以下が挙げられます。
・原因の特定が困難になる場合がある
・被害を拡大させる可能性がある
・不適切な材料を使って早期に劣化させたり、密着不良を起こしたりする可能性がある
・結果的に修理費用が高くなることもある。
むやみに天井や壁を剥がす
雨漏りの浸入経路を確認しようと、天井板や壁紙を無理に剥がすのは避けましょう。
例えば、アスベストが含まれている古い建材の場合、アスベストを飛散させて健康を害するなどの二次被害に発展する場合があります。また、電気配線などを傷つけてしまい、感電する危険性もあります。
専門家であれば、最小限の範囲で点検口を設けるなど、適切な方法で調査を行なうため、素人が無理に補修を行なうことは避けてください。
高圧洗浄機で雨漏り箇所と思われる場所を洗浄する
「汚れが原因かも」と、雨漏りしていそうな外壁や屋根を高圧洗浄機で掃除するのは逆効果です。
なぜなら、ひび割れや劣化したシーリング部分から、さらに内部へ水を押し込んでしまい、雨漏りを悪化させる可能性があるためです。また、屋根材や外壁材を傷めてしまい、劣化を早めてしまう可能性もあります。
応急処置はあくまで一時しのぎ。早めにプロに相談を!
ここまで紹介した応急処置は、あくまで一時的に被害の拡大を抑えるためのものです。雨漏りの根本的な原因を解決しなければ、雨が降るたびに同じ問題が繰り返され、建物へのダメージは深刻化していきます。
応急処置を施したら、できるだけ早く信頼できる専門の修理会社に連絡し、プロの目でしっかりと原因を調査してもらい、適切な修理を行なうことが重要です。
当店では、雨漏りの原因調査から適切な修理方法の提案、そして確実な施工まで、一貫して行ないます。
「もしかして雨漏りかも?」と感じたら、小さなことでも構いません。まずはお気軽にご相談ください。
参考リンク プロタイムズ揖斐大垣店|お問い合わせ
5. 雨漏りを繰り返さないための予防とメンテナンス
一度雨漏りを経験した建物は、残念ながら再発のリスクがゼロではありません。大切な住まいを長持ちさせ、快適な暮らしを維持するためには、定期的な点検と計画的なメンテナンスが不可欠です。
特に、年間を通して降水量が多く、積雪や強風の影響も受けやすい揖斐エリアでは、建物の状態を常に良好に保つことが重要になります。
ここでは、雨漏りを繰り返さないために、日頃からできる予防策と、揖斐の気候に合わせた具体的なメンテナンスポイントについて詳しく解説します。
プロによる定期点検のススメ
自分で確認できる範囲には限界があり、専門的な知識がなければ劣化のサインを見逃してしまうことも少なくありません。
そこでおすすめしたいのが、専門の会社による定期的な建物点検です。
点検の頻度は理想としては、年に1回以上です。特に、築10年を過ぎた建物は、何らかの劣化が見られる可能性が高まります。
揖斐エリアで特に効果的な点検時期は春と秋です。
春は冬の間の積雪や凍結によって、屋根材のズレやひび割れ、雨樋の変形などが生じている可能性があります。雪解け後に点検することで、これらの損傷を早期に発見できます。
台風シーズン前の秋にも点検しましょう。毎年多くの台風が接近・上陸する日本では、強風や大雨による被害に備えることが重要です。台風シーズン前に屋根や外壁の状態を確認し、必要に応じて補強や補修を行なうことで、被害を未然に防げます。
当店では台風シーズン到来前の建物診断をおすすめしています。
梅雨や台風による大雨・強風は、お住まいに大きなダメージを与える可能性があります。
屋根・外壁の状態を徹底的にチェックし、必要な対策をご提案します。
参考リンク プロタイムズ揖斐大垣店|台風が来る前の無料建物診断実施
自分でできる! 日常的なチェックポイント
専門家による点検と合わせて、日頃から自分でもお住まいの状態を気にかけることが大切です。
以下のような点に注意して、定期的にチェックしてみましょう。
・瓦のズレや割れ、漆喰の剥がれ、棟板金の浮きや変形がないか
・外壁にひび割れ、塗装の剥がれや色あせ、シーリングの切れや痩せがないか
・雨樋の割れや変形、ゴミの詰まり、金具の緩みがないか
・ベランダ・バルコニーの床面のひび割れ、水たまり、排水口の詰まりがないか
・屋内の天井や壁に新たなシミやカビが発生していないか、窓サッシ周りから雨水が浸入した形跡がないか
これらの変化に気づいたら、自己判断せずに早めに専門の会社にご相談ください。
ただし、屋根に上るのは危険ですので、目視で確認できる程度にとどめておきましょう。
揖斐の気候に合わせた効果的な予防メンテナンス
1年を通して雨が多く、冬には雪も降り、山間部特有の強風も吹く揖斐エリアでは、気候特性に合わせたメンテナンスが特に重要です。
雨が多い揖斐だからこそ!徹底した「防水対策」
年間降水量の多い揖斐では、建物の防水性能を高く保つことが雨漏り予防の基本です。
・外壁やベランダのシーリング(コーキング)の定期的な打ち替え
・屋根や外壁の防水塗装による保護
・ベランダ・バルコニーの防水層のメンテナンス
上記のような防水対策を行なうことで、雨の多い揖斐でも雨漏りしにくい家にすることができます。
積雪地域特有の注意点と対策
冬の積雪も、揖斐の建物にとっては大きな負担となります。
例えば、屋根に積もった雪の重みや、雪が滑り落ちる際の摩擦力で、瓦がズレたり、スレート屋根材がひび割れたりすることがあります。これが雨水の浸入経路となるため、雪解け後の点検が特に重要です。必要に応じて、雪止め金具の設置や補強も検討しましょう。
また、雨樋に溜まった雪や雨水が凍結と融解を繰り返すと、雨樋が変形したり破損したりする原因となります。破損した雨樋は雨水を適切に排水できず、外壁を濡らしたり、基礎部分に水が溜まったりして、雨漏りの間接的な原因になることも。定期的な清掃と、破損が見られる場合は早めの交換が必要です。場合によっては、凍結しにくい材質の雨樋への交換も有効です。
強風による被害を防ぐための対策
山岳地帯である揖斐では、突風や強風による屋根への被害も少なくありません。
例えば、屋根の頂部を覆う棟板金は、風の影響を最も受けやすい部分です。釘の浮きや抜け、板金自体の変形や飛散は、揖斐エリアで特に多いトラブルの一つです。定期的に釘の増し打ちや、より固定力の高いビスへの交換、場合によっては棟板金自体の交換を行ないましょう。
また、棟板金だけでなく、屋根材や、屋根の側面に取り付けられる破風板、雨樋なども、強風で飛ばされたり破損したりする可能性があります。点検時にこれらの固定状況を確認し、緩んでいる箇所があればしっかりと固定し直すことが大切です。
これらの予防策とメンテナンスを計画的に行なうことで、雨漏りのリスクを大幅に軽減し、お住まいの寿命を延ばすことができます。
6. 揖斐で信頼できる雨漏り修理会社の選び方とチェックポイント
雨漏り修理は、専門的な知識と技術が必要な工事です。しかし、中には経験の浅い会社や、不誠実な対応をする悪質業者も存在します。大切な住まいの修理を任せるからには、信頼できる会社を選びたいものです。
ここでは、揖斐で雨漏り修理会社を選ぶ際に、悪質業者に騙されず、安心して任せられる優良な会社を見極めるための重要なチェックポイントを解説します。
ここをチェック!信頼できる雨漏り修理会社の特徴
信頼できる雨漏り修理会社には、いくつかの共通した特徴があります。
以下のポイントを参考に、慎重に会社を選びましょう。
地元・揖斐での豊富な施工実績があるか
まずは会社のホームページやパンフレットに、揖斐エリアでの具体的な施工事例が多数掲載されているか確認しましょう。
施工前後の写真だけでなく、どのような工事を行なったのか、お客様の声などもあれば参考になります。地元での実績が豊富ということは、その地域の気候や建物の特性を熟知している可能性が高く、また、何かあった際にも迅速に対応してくれる期待が持てます。
当店は、揖斐エリアで数多くの雨漏り修理・屋根工事・外壁塗装を手掛けています。豊富な経験と実績に基づき、お客様のお住まいに最適なプランを提案します。
これまでの施工実績をぜひご覧ください。
参考リンク プロタイムズ揖斐大垣店|施工事例
詳細で分かりやすい見積書を提示してくれるか
詳細でわかりやすい見積書を提示してくれるかどうかも重要です。
見積書に「工事一式」といった曖昧な記載ではなく、工事内容、使用する材料名や数量、単価、工期などが具体的に明記されているか確認しましょう。
疑問点や不明な点について質問した際に、丁寧に分かりやすく説明してくれるかも重要です。
複数の会社から見積もりを取る場合は、総額だけでなく、工事内容や使用材料が同等であるかも比較検討することが大切です。
当店では、詳細で透明性の高い見積書を提示しています。専門用語も分かりやすく説明し、不明な点には何度でも丁寧にお答えします。
参考リンク プロタイムズ揖斐大垣店|見積書の見方
有資格者が在籍しているか
「雨漏り診断士」や「外装劣化診断士」といった専門資格を持つスタッフが在籍しているか確認しましょう。これらの資格は、雨漏りの原因究明や適切な修理方法の選定に必要な専門知識を有している証となります。また、資格だけでなく、実際の診断経験や修理実績も重要です。
当店には、雨漏り診断の専門知識と豊富な経験を持つスタッフが在籍しています。ドローンなどの最新機材も活用し、的確な原因究明と最適な修理プランを提案します。
参考リンク プロタイムズ揖斐大垣店|お家の健康診断 参考リンク プロタイムズ揖斐大垣店|ドローン診断
保証内容が充実しているか
工事後の保証内容を確認することも重要です。明確に保証内容が提示され、書面で渡してもらえるかどうかを確認しましょう。万が一、修理後に雨漏りが再発した場合の対応についても事前に確認しておくと安心です。定期的な点検など、アフターフォロー体制が整っているかも重要なポイントです。
建設業許可や必要な保険に加入しているか
一定規模以上の工事を行なう場合、「建設業許可」が必要です。許可の有無を確認することは非常に大切なことです。また、万が一の工事中の事故に備えて、賠償責任保険などに加入しているかも確認しておくと安心です。
こんな会社には要注意!避けるべき会社の傾向
注意が必要な会社の特徴も知っておきましょう。
以下のような傾向が見られる場合は、契約を慎重に検討するか、避けた方が賢明です。
突然訪問してくる
「近所で工事をしている者ですが、お宅の屋根が傷んでいるのが見えました」などと、アポイントなしで訪問してくる場合には注意が必要です。
また、「今日契約すれば大幅に割引します」「キャンペーンは本日までです」などと、考える時間を与えずにその場での契約を執拗に迫る会社は、悪質なケースが多いです。
極端に安い・高い見積もりを出してくる
安すぎる見積もりの場合、手抜き工事をされたり、後から追加費用を請求されたりする可能性があります。必要な工程や材料を省いている場合も考えられます。
また、適正価格からかけ離れた高額な請求をする会社もあります。必ず複数の会社から見積もりを取り、相場を把握しましょう。
契約内容や説明が曖昧・不透明
質問に対して明確な回答がなかったり、専門用語ばかりで分かりにくい説明をしたりする会社は避けましょう。契約書の内容が不明瞭だったり、口約束ばかりで書面に残したがらない会社も信頼できません。
不安を煽りすぎる、大げさな表現を使う
「すぐに修理しないと家が倒壊しますよ」などと、過度に不安を煽って契約を迫る会社には注意が必要です。冷静に状況を説明し、必要な修理を提案してくれる会社を選びましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 雨漏り修理に火災保険は使えますか?
・自然災害(台風や強風など)が原因であれば、保険が適用される場合があります。詳細は保険会社にご確認ください。
Q. 自分で修理するとどうなりますか?
・一時的に症状が収まっても、根本原因が改善されないため再発のリスクが高いです。専門業者への相談が安心です。
7. 揖斐の雨漏り修理はプロタイムズ揖斐大垣店/株式会社サンハウスにおまかせ!
ここまで、雨漏り修理に関して徹底解説してきました。
雨漏りは放置すればするほど被害が広がり、修理費用もかさむ傾向にあります。
また、原因の特定には専門的な知識と調査が欠かせません。
少しでも雨漏りが疑われたら、早めに専門の会社へ相談することが、住まいを守る第一歩です。
揖斐で雨漏り修理を検討されている方は、ぜひプロタイムズ揖斐大垣店/株式会社サンハウスにご相談ください。丁寧な診断を行ない、お住まいにぴったりのご提案をします。
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