こんにちは(^^♪

店長の筒浦です

きょうは私にとって思い入れの深い物件のお話しです。

 

職人時代の思い出の物件

今回お話させて頂く家は、私がまだ職人だったころ、いまから約12年前に外壁の施工をさせて頂いた物件になります

僕がサイディング施工士として現場でバリバリ施工していた時からもう12年になるんだなぁと思いながら、現場調査をさせて頂きました。

自分で言うのもなんですが、サッシ廻りのコーキング幅がしっかりとってある所や、釘頭をしっかり外壁材表面と段差なく打っている所（僕らはツラで納めると言います）なんかは、当時の自分はこだわって仕事してたんだな～って改めて感慨にふけってました。

とはいえ、どんなにこだわっていい仕事をしても、やっぱりサイディングの弱点はコーキング。

紫外線の当たる箇所は劣化が進んでいました

この写真は紫外線の強い西日が当たる箇所ですが、コーキングの裏に設置してあるハットジョイナーという部材が見えてしまっています。

この状態だとこのコーキングのクラックの隙間から雨水が侵入してしまい柱や外壁の下地材を腐らせてしまう可能性があります（外壁の裏の構造の詳しい話をしだすと、とっても長くなるのでまた別の機会に説明します）

とにかくコーキングがこの状態になると危険信号が発令していると思ってください。

T様の家はコーキング以外はほとんど劣化がありませんでしたが、唯一気になったのは軒天の染み。

 

この写真では分かりづらいですが軒天の角の所がシミのようになっていてボロボロになっています。

これは破風という部材の角の部分のコーキングが切れているためと思われます。

足場が立ったら要チェックですね！

グレード選び

色々な思いを抱きながらお施主様のT様に塗り替えのご提案をさせて頂きました。

まだ僕と同じくらいの年齢の方で、最初の商談では弊社がご提案した4種類のプランのうちどれにするかお悩みでした。

実際に皆さんが迷うのはこのポイントが多く、どんなメンテナンススケジュールで家のお手入れをしていくのかはとても難しい問題だと思います。

僕がいつもお聞きするのはズバリ

あと何年くらい住むのか？

です。例えば45歳の人なら弊社の取り扱う塗料で1番長持ちするフッ素塗料「アステックペイント　超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR」で塗り替えした場合最高26年光沢保持率があります。いま45歳なら71歳まで光沢を保持します（すなわち色褪せしません。最近の技術はすごいですね）

71歳だと今の時代けっこう若いですから迷うところです。もっと耐久性を持続させたいとなると、塗装ではほぼ不可能なのでガルバニウム鋼板や超耐候性のサイディングで重ね張りするしかありませんが、T様の家はそんなに傷んでいませんのでそこまで費用をかける必要はありません。

ではワンランク落としたシリコン系塗料「超低汚染プラチナリファイン2000Si－IR」だとどうか？最長19年の耐候性なので45歳なら64歳で色褪せが始まります。

うーん。この年齢だともう一回塗り替えしないと80歳まで持たないかもですね….

フッ素塗料なら71歳から徐々に色褪せが始まるのであれば80歳まで粘れそうな気がします（80歳の設定の根拠はないですが(;^_^A）

なおかつ上記2種類の一軒あたりの塗料の価格差は約6万円。

もし迷って見えるなら僕ならとりあえずフッ素で塗っとくかなって思います

これは
「アステックペイント　超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR」耐候年数21年～26年

これは
「超低汚染プラチナリファイン2000Si－IR」
耐候年数16年～19年

耐候年数だけではなくて色々機能も付いてるから興味がある方はこちらをチェックしてください

超低汚染リファインシリーズ説明動画はコチラ

ご契約いただきました

色々とT様とお話しさせて頂き、T様のお人柄の良さにも惹かれ、ぜひお力になりたいと感じた私とスタッフ野村。

初回のお見積りをお出ししてお返事をお待ちすることになったのですが、すぐにご主人に今回のお話しをして頂き塗り替え工事のご依頼を頂くことになりました。

私にとって新築の時もお世話になったT様。このような形で塗り替えメンテナンスに携わらせて頂けることを本当にうれしく思っています。

絶対に満足してもらえるようスタッフ一同心を込めて施工していきます。

 

 

岐阜　外壁塗装ならプロタイムズ揖斐大垣店へお問い合わせください。　0120-901-373